W杯の舞台となっているブラジルのファッションブランド「ザ・ファーム・カンパニー」とのコラボレーションしたウェアのコーナー。鮮やかな色彩で描かれた4種類のプリント柄が中心=2014年5月28日、東京都新宿区の「アディダス_ブランドコアストア新宿」(田中幸美撮影)【拡大】
【Fashion Addict】
連日の盛り上がりを見せるサッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会。1次リーグも佳境に入り、決勝トーナメントへと駒を進めるチームが出そろってきた。街では日本代表のサムライブルーのユニホームを着たサポーターをよく見かけるが、ユニホームではなくてW杯気分を盛り上げるおしゃれをしたい人もいるのでは。そこで、ナイキと人気を二分するドイツのスポーツ用品メーカー「アディダス」のW杯ファッションを探ってみた。
日本代表のユニホームの右胸にそのロゴが入っていることからもわかるように、W杯出場32カ国中、日本をはじめ9カ国がアディダスの後援を受ける。また、1970年W杯メキシコ大会から、12大会にわたって公式球を提供するというからW杯との付き合いは長い。
地元ブランドとコラボ
メンズブランドのイメージの強いアディダスだが、ウィメンズは数年前から海外のストリート系ブランドとコラボレーションして存在感を増しており、春シーズンにはイギリスを代表するストリート ファッションブランド「Top shop(トップショップ)」と組み、サテンパンツやTシャツなど計20アイテムを売り出した。カジュアルかつスポーティーな要素に、トップショップの持つセクシーさがミックスされ、またたく間に品切れになったという。