デザイナーの岩谷俊和は、「シンガポールは柄物に抵抗がないし、ドレス文化もあるので受け入れられやすいのでは。今後は(現地の巨大ファッション企業)CLUB21と取引がしてみたい」と語り、意欲を新たにした様子だった。
ランウェイショーの傍ら、期間中には「ブループリント」という合同展示会も行われた。そこに初出展したのは大阪の「ロギーケイ」というブランド。「ロギーケイ」のデザインは、レディ・ガガが愛用するなど一見奇抜ながらも、実はリアルクローズとしても着られる独特のもの。その様子は、早速、アメリカ発の人気ファッション情報サイト「スタイルドットコム」や「ファッショニスタドットコム」などで取り上げられ、シンガポールのセレクトショップ「フロントロウ」や台湾のインターネットショップ「オリーブショップ」への卸しも決まった。
きめ細やかなディテールやこだわりの素材といった日本ならではの美徳は評価が高く、あとは値段さえクリアすればより販路が広がる気配を感じた。
奇想天外な演出のブランドも
一方、シンガポールは、欧米との連携にも力を入れており、今回、いくつかのブランドを招聘(しょうへい)し、ショーを催した。