セレブリティーやファーストレディーが顧客に名を連ねる米ブランド「オスカー・デ・ラ・レンタ」が提唱するアメリカン・クラシックは、ファッションに投資を惜しまないシンガポール、香港、タイの富裕層からの反応が良く、ショー会場はまるでサロンのような趣に。またネパール出身の「プラバル・グルン」は以前シンガポールに居住した経験があり、さながら凱旋帰国といった様相で、こちらも富裕層の注目を集めた。
ローカルブランドのショーで印象に残ったのは「アシュリー・イシャム」と「ハンセル」。どちらも英国でデザインを学んだ。「アシュリー・イシャム」のショーは台湾の人気俳優ゴッドフリー・ガオをゲストモデルに迎え、モデル全員が倒れ込むという奇想天外なエンディングの演出で会場を沸かせた。また「ハンセル」はシンプルなリアルクローズで若者からの支持が高い。これらのブランドには勢いを感じた。シンガポール発のファッションの波にも、今後注目が集まる予感がした。(WEBマガジン「The STYLE INSIGHT」編集長 近藤陽子、写真も/SANKEI EXPRESS)