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【ウクライナ情勢】親露派拠点奪還 市街戦拡大の恐れ ウクライナ軍、東部で掃討作戦継続 (2/4ページ)

2014.7.7 07:00

  • ウクライナ・ドネツク州スラビャンスク。※2014年3月18日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は首都モスクワのクレムリン(大統領府)での演説で、ウクライナ南部クリミア自治共和国と特別市セバストポリのロシア連邦への併合を宣言した。

 テレビで演説したポロシェンコ大統領は「まだ完全な勝利ではないが、スラビャンスクの奪還は非常に象徴的で重要な意味を持つ。これは武装集団に対する反転攻勢の始まりだ」と述べた。

 スラビャンスクは今年4月中旬に武装集団が行政庁舎を占拠して以来、抵抗を続けてきた重要拠点の一つ。政府軍の奪還は、親露派勢力にとって大きな後退を意味し、近く再開が見込まれる政権側と親露派勢力側の和平協議にも影響を与える可能性がある。政権側は戦況で優位に立った上で交渉に臨みたい思惑があるようだ。

 戦術的撤退の見方も

 スラビャンスクからの親露派戦闘員の撤退については、ドネツクの親露派勢力幹部もロシアメディアに「武装集団の本部があったスラビャンスクを脱出した」と認めている。その一方で、ロシアメディアによると、武装集団はドネツクやその近郊都市ゴルロフカの武装集団と合流した。このため、武装集団のスラビャンスク撤退は「戦術的」との見方もある。実際、5日にはドネツク郊外の空港やルガンスク州の州都ルガンスク郊外でも政府軍との激しい戦闘があったという。

和平協議再開の動き

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