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米中経済摩擦 市場開放めぐり攻防 戦略・経済対話開幕 習氏、領土問題で一切妥協せず (5/5ページ)

2014.7.10 11:15

「米中戦略・経済対話」の開幕式で、演説に臨む中国の習近平国家主席。左は米国のジョン・ケリー国務長官=2014年7月9日、中国・首都北京市の釣魚台迎賓館(共同)

「米中戦略・経済対話」の開幕式で、演説に臨む中国の習近平国家主席。左は米国のジョン・ケリー国務長官=2014年7月9日、中国・首都北京市の釣魚台迎賓館(共同)【拡大】

  • 米中関係をめぐる最近の主な動き=2013年6月~2014年5月

 ただ、中国が6カ国協議再開に向けて米国の柔軟な対応を促してきたのに対し、米側は北朝鮮の行動次第だとの立場を崩していない。北朝鮮が寧辺の核施設の稼働停止や核・ミサイル実験凍結を約束するのが最低条件だとしており、今回も北朝鮮に対する影響力行使を求めているとみられる。

 さらに、変数となっているのが拉致問題をめぐる日朝交渉の進展だ。

 オバマ政権は日本の独自制裁解除について「多国間の制裁を犠牲にするものであってはならない」(ベン・ローズ大統領副補佐官)と警戒。中国は、表向きは対話進展を歓迎する意向を示している。

 米政府当局者は「日本に主導権を奪われたくないとの心理が働き、中国が韓国とともに協議再開に前のめりになる恐れがある」と指摘。米中が「戦術面での違い」(ダニエル・ラッセル国務次官補)を埋めるのは一筋縄にはいきそうにない。(共同/SANKEI EXPRESS

 ■米中戦略・経済対話 バラク・オバマ米大統領と中国の胡錦濤国家主席(当時)が2009年4月の首脳会談で創設に合意、09年7月にワシントンで初会合が開催され、今回が6回目。米中双方から多数の政府高官が出席し、安全保障や外交分野の「戦略対話」と通貨や貿易分野の「経済対話」でアジア太平洋地域や世界が直面する課題、2国間関係について協議する。習近平国家主席とオバマ氏が13年6月の首脳会談で「新たな形」の協力関係構築で合意して以降、対話では「国際ルール」をめぐる問題が重要議題となっている。(共同)

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