北朝鮮は今回、南部の開城(ケソン)北方からミサイル2発を発射。韓国国防省筋によると、軍事境界線から約20キロの地点で、北東方向に約500キロ飛行し、北朝鮮の本土を横断するかたちで日本海に落下した。韓国への攻撃用で、「移動式の発射車両からの発射」と韓国軍当局ではみている。
北朝鮮は(7月)9日にも、軍事境界線から約40キロ離れた黄海道付近から同様のミサイルを発射した。飛行距離から、発射方向を南方に向ければソウルはもちろん、韓国の大部分を射程に収めるものだ。日本海にまで到達した距離の正確さに加え、発射地点を移動できる機動性、奇襲能力を示し“いつでもソウルを攻撃できる”ことをあえて見せつけた。
北朝鮮は6月30日に、米韓が8月に予定する合同軍事演習の中止を求める「特別提案」を出した。また、米空母ジョージ・ワシントンが最近、韓国の釜山(プサン)に入港したことに反発。北朝鮮の国防委員会政策局が12日には韓国に「正しい選択」を求める談話を発表した。