北朝鮮はこれまで、東海岸の元山(ウォンサン)付近からのミサイル発射を繰り返してきた。しかし、最近は南西部に場所を移している。短距離ミサイルながら中国から不快感を招く可能性もある。今月(7月)上旬、ソウルでの中韓首脳会談では北朝鮮の核問題が話し合われ、北朝鮮は暗に不満を示した。中国を刺激することも承知したうえで、北朝鮮はミサイル発射を強行したもようだ。
一方、北朝鮮は最近、9月に韓国で始まる仁川(インチョン)アジア大会に選手団と応援団を派遣することを表明し、事前協議を韓国に呼びかけた。韓国への軍事的な挑発の一方で、対話攻勢も依然、続けており、硬軟取り交ぜて韓国への揺さぶりを展開している。(ソウル 名村隆寛/SANKEI EXPRESS)