サイトマップ RSS

【Q&A】刑事司法改革 可視化2~3% 通信傍受と司法取引盛る (1/4ページ)

2014.7.14 11:05

法制審議会の特別部会が最終改革案を了承したのを受け会見する村木厚子・厚生労働事務次官(左)と映画監督の周防正行(すお・まさゆき)さん(中央)=2014年7月9日、東京都千代田区・司法記者クラブ(宮川浩和撮影)

法制審議会の特別部会が最終改革案を了承したのを受け会見する村木厚子・厚生労働事務次官(左)と映画監督の周防正行(すお・まさゆき)さん(中央)=2014年7月9日、東京都千代田区・司法記者クラブ(宮川浩和撮影)【拡大】

  • 【刑事司法改革】通信傍受(盗聴)の対象犯罪=2014年7月13日現在

 事件の捜査や裁判手続きの見直しを議論していた法制審議会の特別部会が、法改正のたたき台となる最終改革案を全会一致で了承しました。

 Q 法制審議会とはどのようなものですか

 A 法務大臣の依頼で、法律を作ったり改正したりすることについて検討する組織です。通常は臨時に設置された部会で原案をまとめます。

 Q なぜ見直しが必要になったのですか

 A 厚生労働省の局長だった村木厚子事務次官が逮捕され、無罪となった文書偽造事件で強引な取り調べが問題になりました。これを機に、密室で作られる供述調書に頼った捜査や裁判の仕組みを変えるべきだとの声が強まったためです。

 Q 部会の構成は

 A 警察・検察幹部のほか、裁判官や弁護士、学者、村木次官らです。

 Q 何が決められたのですか

 A 警察や検察が容疑者を取り調べる際、その様子を最初から最後までDVDに録音・録画することが義務付けられます。これを「取り調べの可視化」と言います。

経済事件や銃器・薬物事件に限定

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!

ページ先頭へ