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【プロ野球】大谷翔平 162キロ記録 夢を乗せて 超特急投手に (1/4ページ)

2014.7.23 16:55

162キロ。夢を乗せた球速は今後、どこまで伸びるのだろう=2014年7月19日、兵庫県西宮市・甲子園球場(共同)

162キロ。夢を乗せた球速は今後、どこまで伸びるのだろう=2014年7月19日、兵庫県西宮市・甲子園球場(共同)【拡大】

  • 鳥谷敬への2球目、大谷翔平の剛球は162キロを記録した=2014年7月19日、兵庫県西宮市・甲子園球場(安部光翁撮影)
  • 試合前には阪神の藤浪晋太郎(右)とグラブタッチ。何をやれば喜ばれるのか、2人は知っている=2014年7月19日、兵庫県西宮市・甲子園球場(共同)
  • 日本ハムの大谷翔平。シーズン再開のオリックス戦では七回、代打で右飛。二刀流は忙しい=2014年7月21日、大阪府大阪市西区・京セラドーム大阪(山田喜貴撮影)
  • 球界最速の「162キロ」がセンター後方に表示された。投手は日本ハムの大谷翔平=2014年1月19日、兵庫県西宮市・甲子園球場(共同)
  • ベンチ内ではソフトバンクのデニス・サファテ(右)に記念撮影をせがまれていた。メジャーリーガーにも100マイル投手は憧れの的だ=2014年7月19日、兵庫県西宮市・甲子園球場(荒木孝雄撮影)
  • 日本ハム

 野球をめぐる数字で最もロマンをかき立てられるのは、ピッチャーの投げる球速だろう。今年のオールスター第2戦で、日本ハムの大谷翔平(20)が日本球界最速の162キロを記録した。しかも2度も。

 1イニング限定の登板で、観客が何を自分に求めているか、知っていた。「スピードだけしっかり出しに行った」。阪神の鳥谷に投じた初球でいきなり161キロ。そして2球目に162キロ。巨人時代のクルーンが2008年6月、ソフトバンク戦で記録した162キロに並んだ。

 この日に投じた23球中21球が直球。このうちなんと12球が160キロ台で、巨人の阿部に対する初球も162キロを記録した。

 20歳の若武者。登板のない日は3番に座ることもある二刀流だが、これほどの速球の持ち主は世界でも希少だ。一流打者への道はできれば忘れ、超一流の速球投手を目指してほしい。必ずもっと、速くなる。

 試合前には、先発で投げ合う同期生、阪神の藤浪とキャッチボールを始め、スタンドを沸かせた。観客を喜ばせるために2人で決めたのだという。そうしたショーマンシップをさりげなく、さわやかに行えるところがいい。遠投を終えると互いに歩み寄ってグラブでタッチし、試合に臨んだ。

「ちょっと異次元」 160キロ台連発の大谷翔平

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