巨人の阿部は、そのクルーンの球をミットで受けていた。オールスターの打席で大谷の162キロを体感し、「むっちゃ速かった。クルーンより大谷君の方が制球がいいし、ボールの質も全然上だよ」と話した。
先頭打者の鳥谷は「162キロの打席にはなかなか立てないと思うので、いい思い出になりました」と話した。昨季60本塁打のバレンティン(ヤクルト)は「ハヤイネエ」。そして4番のマートン(阪神)はこう話した。
「もし彼がメジャーでプレーするようになれば、そのときは子供たちを球場に連れて行って、『パパは彼と日本で対戦したことがあるんだよ』って言えるかな」
賛辞のオンパレードだが、もっとすごいのは、鳥谷が160キロを左前に、バレンティンも160キロを中前に、マートンは157キロを右翼線に、いずれも芯で速球をとらえて打ち返していることだ。
オリックスのぺーニャも、藤浪の153キロ速球をフルスイングで完璧にとらえ、左翼席に超特大の3ラン本塁打をたたき込んだ。マウンドで藤浪が苦笑いを浮かべるほどの、すさまじい当たりだった。