ロシア・首都モスクワ、サンクトペテルブルク【拡大】
W杯ブラジル大会の優勝国ドイツの与党、キリスト教民主・社会同盟のミヒャエル・フックス連邦議会(下院)院内副総務(65)は事件発生6日後の7月23日、「ロシアが今回の事件に関与していたとすれば、航空路の安全は確保できない。FIFAは、航空の安全が保障できないロシアでのW杯開催が適切か否か考えるべきだ」と指摘。ドイツ、フランス、イタリアが協力してロシアの代わりに開催できるとの見方を示し、これに同調する政治家が相次いでいる。
英国のニック・クレッグ副首相(47)も英紙サンデー・タイムズとのインタビューで、撃墜事件の責任はロシアにあるとして、「ロシアにW杯ホスト国の栄誉を与えることは想像すらできないことだ。開催権は剥奪されるべきである。そうでなければ、国際社会は弱腰の印象を(ロシアに)与えてしまい、ウクライナに対するロシアの醜い侵略が、美しい試合を台無しにするだろう」と主張した。
「捜査終了後に議論を」
ウクライナのアルセン・アバコフ内相(50)はこうした声を歓迎し「ウクライナのサッカー協会や政府も(開催権剥奪について)明確な態度をとるべきだ」との考えを示した。