サイトマップ RSS

予想外のバカンス返上と初めての船出 長塚圭史 (4/4ページ)

2014.8.11 17:00

「三人吉三」松本好演当日の朝、恒例の松本城登城お練りにたくさんの人が集まる=長野県松本市(長塚圭史さん撮影)

「三人吉三」松本好演当日の朝、恒例の松本城登城お練りにたくさんの人が集まる=長野県松本市(長塚圭史さん撮影)【拡大】

  • 【続・灰色の記憶覚書(メモ)】演出家の長塚圭史さん(提供写真)

 はるばる愉快なところへ来たもんだ、よくよく目玉を凝らしておこう。中村勘九郎、中村七之助、尾上松也の「三人吉三」稽古初日。最初の本読み。勘九郎演じる和尚吉三が飛び込んでお嬢吉三とお坊吉三の争い事を治めるところで熱くなる。心意気。血を繋(つな)ぐものの覚悟がずばりと見えた。

 さて、まだ新しく濃厚なこの記憶。とても一度で書き切れない。次回へ続く。(演出家 長塚圭史/SANKEI EXPRESS

 ■ながつか・けいし 1975年5月9日、東京生まれ。96年、演劇プロデュースユニット「阿佐ヶ谷スパイダース」を結成。ロンドン留学を経て、新プロジェクト「葛河思潮社」を立ち上げた。9月に葛河思潮社の第4回公演『背信』(ハロルド・ピンター作、喜志哲雄翻訳、長塚圭史演出)を上演。出演は松雪泰子、田中哲司、長塚圭史。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

毎日25分からのオンライン英会話。スカイプを使った1対1のレッスンが月5980円です。《体験無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ