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糖尿病には治せる時間がある 大和田潔 (2/2ページ)

2014.8.11 10:10

 もともとインスリンは細胞内に糖を引き入れ、細胞の活動を支えているホルモンです。運動によって筋細胞の糖の消費量が増やすと、筋肉は少量のインスリンでも糖を消費しやすくなります。また、食事のエネルギー量を減らすと、食後のインスリン分泌量を減らせます。

 糖尿病は継続的な観察が必要です。「糖尿病治療、継続は半数にとどまる」(MSN産経ニュース4月15日付)とも報道されています。心臓や脳、腎臓の障害といった糖尿病の合併症は怖いものの、経済的負担や忙しさなどからせっかく続けてきた治療を途中で中断してしまう方も多いようです。2014年に開催された糖尿病学会では、1年間の間でも10%近い人が治療を中断してしまっていると警鐘を鳴らしました。

 糖尿病は解決する時間が準備されています。また、治療が必要な状態の場合には継続することが必要です。一度指摘された場合は、改善した後も定期的なチェックは忘れないようにしましょう。(秋葉原駅クリニック院長 大和田潔/SANKEI EXPRESS

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