新シリーズには、切れちゃう瞬冷凍も搭載されている。これは、氷結晶を細かく抑える独自技術の「瞬冷凍」によって、食品の細胞破壊を抑制。解凍しても食感やうまみ成分を維持する。約マイナス7℃で凍らせるので、解凍なしにサクッと切れてすぐに調理することができる。
三菱電機(東京都千代田区)は、本体幅80センチで業界最大容量705リットルを実現、これに新技術「氷点下ストッカー」を搭載して「使いやすさとおいしさ」の両方を追求した冷蔵庫を6月に発売したのに続き、さらに一般的な本体幅68.5センチでも最大容量605リットルと同様機能を実現した新商品を今月(8月)に発売した。大容量冷蔵庫は、まとめ買いの機会が多くなるなど時代の要請を受けて人気が高く、全体のシェアも増大している。この業界最大容量を成し遂げた裏には、三菱の技術力と開発チームの「徹底して主婦の生の声を聞く」共創共感の戦略があった。(ニュースペース・コム編集部 福田光洋、写真も/SANKEI EXPRESS)