ここに居ると、度々、日本人であることを誇らしく思います。今回、認定NPO法人「世界の子どもにワクチンを 日本委員会」(以下JCV)のバヌアツ視察に同行し、またまたそんな気持ちにさせてもらいました。
細菌性髄膜炎に効果
JCVとは、京都で開催された「子供ワクチン世界会議」を受けて1994年に設立された団体で、寄せられた寄付金を、途上国にワクチン代などの資金として贈っています。バヌアツの子供たちもこの支援に助けられています。
2010年から5年という期限付きでJCVによるバヌアツ支援がスタートしました。主に、5種のワクチンが混合された五価ワクチン、ソーラーパネル式の保冷庫に充てられます。それ以前のバヌアツは細菌性髄膜炎(Hib)の発症率が太平洋諸国で一番高く、Hibワクチンの接種が急務でした。83の島からなり小さな村が点在しているバヌアツでは、一人一人にワクチンを届けるのも大変な作業です。そこで、五価ワクチンがHibにも有効であると、JCVの支援で導入が実現しました。最初の年は100%支援、その後、毎年割合を減らしていき、来年2015年には0%、つまりバヌアツ政府自身で運営していく予定です。