保冷庫で管理必須
また、ワクチンは生もの。2~8℃での保管が必須です。しかし、バヌアツで電気が通っているのは、ほんの一部の都市だけ。各地の保健センターでは、ソーラーパネル式の保冷庫を設置し、ワクチンを管理しています。この保冷庫のほとんどがJCVの寄付です。さらに、多くの村では、看護師さんがクーラーボックスにワクチンを入れて、船に乗り、山を歩き、はるばるワクチンを届けにやってきます。
私もこの出張ワクチン接種に同行させてもらいました。この日の赤ちゃんは6人。たった6人の赤ちゃんのためにも、看護師さんはワクチンを届けます。このような場所がいくつもあります。毎年産まれる新生児は1万人前後。一人一人にワクチンを届けることは数的には簡単だけど、地理的な要因でとても困難なのです。バヌアツでJCV支援の窓口となっているユニセフ・バヌアツ代表のダイアン・アラキ氏に「今、何がバヌアツに一番必要か」と問うと、「アクセス」という言葉が出てきました。