人気を集めていたのは、思い思いのアニメヒーローの衣装を着て、キャラクターになりきるコスプレパレードだ。ジャパンエキスポでの全欧コスプレショーの予選でもあり、会場は大いに盛り上がった。
焼きそば、すし、酒…
「オタク文化」以外で行列ができていたのが、「日本食」のエリアだ。タコ焼きや焼きそばといった縁日を思い起こさせる料理に加え、人気を集めたのが、英国を代表するレストランのすしシェフたちが腕を競った創作すしのコンペティション「EAT JAPAN SUSHI AWARDS(日本を食べるすしアワード)」だ。
数々の個性的なすしの中で投票の結果、王冠を手にしたのはレストランROKAのシェフによる「海底の沈没船」。揚げた海苔でシャリを包み、柚ゼリーや山椒、胡椒、タコ、レモングラスをトッピングに使った、日本のすしとは大きく異なる作品だった。
このほか、居酒屋風小皿料理や日本産の和牛も初登場したほか、手軽にできる和風スイーツも好評だった。