サイトマップ RSS

痕跡残す「見えないもの」書き留めたい 「マダム・キュリーと朝食を」著者 小林エリカさん (2/4ページ)

2014.8.19 11:20

 「目に見えないものに、すごく興味があるんです。放射能も、時間も、人の心の中も目に見えない。そういったものを書き留めたい」。“放射能”への関心は15年以上抱き続けてきた。デビュー作は「恋をすると『放射能』で死んでしまう」という核爆弾娘のアニメーション。コミック『光の子ども1』では、2011年生まれの少年とともに“放射能”の歴史を読み解いた。「『光の~』では、“放射能”が発見されてからの歴史を。今回の作品では、そこから電気にまでさかのぼって、もっと大きな『光』を欲していた人々の欲望を描きました」

 「光」とはなんなのか。「『あこがれ』であり『おそれ』でしょうか。蛍光に輝くウランガラスに思わず見とれてしまうと同時に、光による怖さも知っている。善悪ではなく、その揺れ動きを書きたい。そこに引かれてしまう気持ちも、おそろしさも、どっちもきちんと書きたかった」

当たり前の日常を

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ