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多様な形、色 本当に不思議で面白い 「世界で一番美しいイカとタコの図鑑」編集者 澤井聖一さん (2/3ページ)

2014.8.27 18:20

本書の特別付録である特大サイズの魚拓ならぬ「イカ」拓を手にする、編集者の澤井聖一さん=2014年8月18日(塩塚夢撮影)

本書の特別付録である特大サイズの魚拓ならぬ「イカ」拓を手にする、編集者の澤井聖一さん=2014年8月18日(塩塚夢撮影)【拡大】

  • 鮮やかな黄色のオーストラリアコウイカ(「世界で一番美しいイカとタコの図鑑」から、提供写真)
  • マダコ科の一種の幼体(「世界で一番美しいイカとタコの図鑑」から、提供写真)
  • 「世界で一番美しいイカとタコの図鑑」(エクスナレッジ刊、3600円+税、提供写真)

 眺めて気持ちいい

 “図鑑ブーム”の火付け役の一つとも言える『世界の美しい透明な生き物』など、個性的な図鑑を次々に送り出してきたエクスナレッジだが、実はその原点がこのイカタコ図鑑なのだという。「イカタコ図鑑を思いついたのは3年前。そこから『透明な生き物だけを集めたら?』と広がっていった。シリーズの発想の原点ですね」

 発案から刊行まで3年かかったのには理由がある。「最初は写真をエージェントに頼んでいたんですが、全然足りない。ナマのレアな生き生きした写真を収めるべく、ダイバーのホームページなどを探して、自分で一枚一枚集めていきました」

 「ほぼ趣味なので」と、休日にコツコツイカタコ写真を集める生活を送っていたが、昨年(2013年)ダイオウイカブームが到来。「最初は社員から冷たい目で見られていたんですが、これでイカやタコへの理解がグッと上がった(笑)」。時の運(?)も味方につけ、満を持して出版されたというわけだ。もちろん、ダイオウイカの魚拓ならぬ「イカ」拓を特別付録にするなど、ダイオウイカファンの心もがっちりつかむ仕掛けとなっている。

「専門書としても読み応えがある」

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