出産間近だった09年の衆院選で4選を果たし、政権交代に伴う新大臣への引き継ぎはマタニティードレス姿だった。後任の福島瑞穂氏から「(事務引き継ぎは)大丈夫なのかと思いましたが、お元気そうですね」と話し掛けられると、「結構つらいんです」と思わず本音を漏らす場面もあった。その約2週間後、次男を出産した。
祖父も衆院議員を務めた政治家一家。世襲に厳しい風潮に「世襲と言うだけで良い悪いを決められるのはちょっと乱暴だ」と反発する一方、「げたを履かせてもらえる部分や、他人の出馬の可能性を摘んでいる部分も正直ある」と、取材に答えたこともあった。
「国酒を愛する議員の会」の副会長を務め、酒の強さは折り紙付きだ。
≪山谷拉致担当相に期待寄せる家族会 交代時期には疑問も≫
第2次安倍改造内閣の山谷(やまたに)えり子拉致問題担当相(63)について、拉致被害者の家族は3日、「以前から拉致問題に取り組んでいた」「最適」と期待を寄せる一方、交代時期に首をかしげた。