第2派閥の額賀(ぬかが)派(平成研究会)は、額賀福志郎元財務相(70)が推薦した竹下亘(わたる)氏(67)が復興相、小渕(おぶち)優子氏が経済産業相に入閣。麻生派(為公会)も麻生太郎副総理兼財務相(73)の強い推しで、山口俊一氏(64)が科学技術担当相に登用された。二階派(志帥会)も、西川公也氏(71)が念願だった農水相ポストを射止めた。
大島派などとは対照的に、お通夜のような雰囲気に包まれたのが、入閣ゼロだった石原派(近未来政治研究会)だ。会長の石原伸晃(のぶてる)前環境相(57)は4日の石原派会合で、改造人事について触れることはなかった。石原氏は周囲に「首相はあまり話をきいてくれない」と愚痴をこぼしているという。
不穏な空気に包まれているのが、谷垣禎一(さだかず)幹事長率いるグループ(有隣会)だ。谷垣グループでは、遠藤利明元文部科学副大臣(64)の入閣を希望したが、閣内での登用はゼロ。グループ幹部は「谷垣氏は三顧の礼で幹事長を頼まれたのだから、遠藤氏の処遇だけでもお願いできなかったのか」と不信感を募らせている。