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「つらさ」と向き合い終末期ケア追求 ホームホスピス「楪」 (4/4ページ)

2014.9.12 15:05

入居者に寄り添うホームホスピス「楪(ゆずりは)」代表の嶋崎淑子さん(左)と、ともに働く北山真樹さん(右)=2014年8月25日(日本財団撮影)

入居者に寄り添うホームホスピス「楪(ゆずりは)」代表の嶋崎淑子さん(左)と、ともに働く北山真樹さん(右)=2014年8月25日(日本財団撮影)【拡大】

 「頑張れば人はついてくる」

 研修を縁に知り合った北山さんも、自らホームホスピスの立ち上げを目指し、その準備を進めながら楪を手伝っている。いずれ同じ立場に立つため、相談し合えることも多い。

 楪で最初の看取りにも、2人で当たった。がん末期の男性で、たった3日間の入居だったが、本人の強い意向がかない、楪での時間を穏やかに過ごした。その男性は、運営者としての悩みを抱え始めていた嶋崎さんに、それを知ってか知らずかこう言った。「自分がきちんと頑張れば、人はついてくる」。その言葉は今も嶋崎さんの支えになっている。

 「新しいつらさ」はこれからも出てくるかもしれない。そのつらさと向き合い、克服し続けていくことが、よりよいケアにつながると信じている。2人の笑顔の裏には、強い意志と覚悟がある。(日本財団 公益・ボランティア支援グループ 及川春奈/SANKEI EXPRESS

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