不動産関係者は東京都心部に関し「富裕層の不動産投資意欲は強い」と話す。2020年東京五輪を控え、マンション価格の上昇が続くとの見方が広がっているためだ。三大都市圏はオフィスも好調。仲介大手の三鬼商事(東京)によると、8月末時点の東京都心5区の平均空室率は6.02%となり、09年2月(5.60%)以来、5年6カ月ぶりの低さになった。
一方で、地方の地価について不動産協会の木村恵司理事長(三菱地所会長)は「一度下がったものが、上がってくる段階にはなっていない」との見方を示す。人口減少で住む人が少なくなる住宅地が目立ち、企業や事業所の統廃合によるオフィスや工場の移転も続いている。(SANKEI EXPRESS)