サイトマップ RSS

文楽の魅力、知らないのはもったいない 全国巡回プロジェクト始動 (1/4ページ)

2014.9.26 11:30

8月27日に六本木ヒルズで開かれた「にっぽん文楽」のプレビューイベント=2014年(日本財団撮影)

8月27日に六本木ヒルズで開かれた「にっぽん文楽」のプレビューイベント=2014年(日本財団撮影)【拡大】

  • 約1億円をかけて製作される移動式舞台の完成予想模型=2014年8月27日(日本財団提供)

 【ソーシャル・イノベーションの現場から】

 日本が世界に誇る伝統芸能の一つに「人形浄瑠璃・文楽」がある。海外公演での人気は絶大で、2013年のマドリード、ローマ、パリの興行では、「日本の人形劇は他に類をみないほど素晴らしい」と、行く先々で人々を魅了したという。一方で、外国人から文楽の魅力について尋ねられたら、一体どのくらいの日本人が自信を持って語れるだろうか。一度も見たことがないという人も少なくないだろう。

 文楽は、ユネスコの無形文化遺産にも登録されている日本の宝である。日本財団は、その魅力をもっと国内で知ってもらおうと、新たなプロジェクトを始動させた。その名は「にっぽん文楽」。8月27日に、東京の六本木ヒルズでプレス向けのプレビューイベントが行われ、プロジェクトの概要が発表された。約1億円をかけて製作される総ひのき造りの本格的な移動式組み立て舞台が、20年の東京五輪まで全国各地を回る計画だ。「文楽を見たことのない人も、ファンの人も、その魅力を発見する機会になるに違いない」と関係者の期待は大きい。

もとは庶民の娯楽

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

毎日25分からのオンライン英会話。スカイプを使った1対1のレッスンが月5980円です。《体験無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ