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愛しのラテンアメリカ(18)アルゼンチン 油断は禁物 上品そうな紳士も… (1/3ページ)

2014.10.5 09:35

治安はあまりよくないが、アルゼンチン人はいたって陽気で、ラテン気質のヨーロッパ人といった印象。気取らず気さくなので、話しかけやすかった=2013年4月19日、アルゼンチン・首都ブエノスアイレス(緑川真実さん撮影)

治安はあまりよくないが、アルゼンチン人はいたって陽気で、ラテン気質のヨーロッパ人といった印象。気取らず気さくなので、話しかけやすかった=2013年4月19日、アルゼンチン・首都ブエノスアイレス(緑川真実さん撮影)【拡大】

  • 再開発で人気が高まる首都ブエノスアイレスのプエルト・マデロ地区=2013年4月16日、アルゼンチン(緑川真実さん撮影)
  • 街はさりげない優しさにあふれる。信号待ちで手を差し出して付き添いをお願いした白髪の女性に、若い女の子が女性の手をとって信号を渡り、何事もなかったかのように2人は別れた=2013年4月19日、アルゼンチン・首都ブエノスアイレス(緑川真実さん撮影)
  • 首都ブエノスアイレスの書店。店内には理路整然と本棚が並ぶ=2013年4月19日、アルゼンチン(緑川真実さん撮影)
  • 夕陽がバスの車内に差し込み、乗客を浮かび上がらせていた=2013年4月15日、アルゼンチン・首都ブエノスアイレス(緑川真実さん撮影)
  • タンゴが生まれたエリア、ボカ地区は現在観光地となり、レストランでは、タンゴ音楽の生演奏とダンスが楽しめる。もともとは貧しい移民の労働者が、憂さ晴らしに男同士で踊ったのがタンゴの始まりだという。ここは今でも貧しいエリアで、観光エリアから一歩出ようとしただけで、住民に止められた=2013年4月16日、アルゼンチン・首都ブエノスアイレス(緑川真実さん撮影)
  • 日本でも栄養価の高さから人気のマテ茶。アルゼンチンの人たちは、大きなポットとこのマテ茶の専用容器をどこにでも持ち歩き、愛飲している=2013年4月20日、アルゼンチン・首都ブエノスアイレス(緑川真実さん撮影)
  • アルゼンチン・首都ブエノスアイレス

 先住民の国ボリビアからアルゼンチンに入る。街並みは整然とし、すれ違う人々はみな白人で、国境を越えるとまったくの“異国”があった。「南米は広い」とつくづく感じる。

 たとえば長距離バスひとつとっても、国民性の違いは歴然としている。ホラーやアクションなど、極端な趣味の映画ばかり流れていたボリビアと比べ、アルゼンチンでは社会派映画が断然多くなった。もちろん、映画のチョイスにわざわざ口を挟む乗客もいない。おいしい食事もついてくる。下世話な話だが、車内のトイレに便座とトイレットペーパーも設置され、きちんと水も流れた。バス移動が快適になったのはいうまでもない。

 一気に先進国に来た気分だが、気になっていたことが一つあった。それが首都ブエノスアイレスの「治安」。事前情報だと、すりなどは日常茶飯事だという。リマで出会ったブラジル人カップルは、ブエノスアイレスの高級日本料理店で食事中、椅子にかけていたバッグを、スーツを着た一見上品そうな、老年の白人男性に盗まれたと話していた。

のどかな公園 自転車の少年は強盗だった

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