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アサド政権転覆なら中東は混乱 露の警告 (2/4ページ)

2014.10.6 16:20

過激派「イスラム国」の主なデータ=2014年9月27日現在、※米CIA(米中央情報局)などによる

過激派「イスラム国」の主なデータ=2014年9月27日現在、※米CIA(米中央情報局)などによる【拡大】

  • 過激派「イスラム国」の活動範囲(※赤丸は主な空爆地点)=2014年9月23日現在、※米中央軍の資料などから作成
  • シリア領内にある過激派「イスラム国」をめぐる構図=2014年9月22日現在
  • アルカーイダとイスラム国の比較=2014年9月10日現在
  • 作家、元外務省主任分析官、佐藤優(まさる)氏(共同)

 戦略評価・分析研究所のセルゲイ・デミデンコ専門家は、もし米国がテロ対策と並行してシリアの政権を変えようとすれば、米国が主導する西側諸国は、現在の問題はほんの序の口にすぎないほどの大きな困難に直面するだろうとの考えを表し、次のように語っている。

 「もし米国がアサド政権を転覆させた場合、はじめは米国が創設しておきながら、今は英雄的に戦っている『イスラム国』のようなものが、3~4倍に増えるだろう。なぜなら、バシャール・アサド大統領は、イスラム過激派の拡大を阻止する、非常に重要な地域の力の一つだからだ。アサド政権、イラン、イラクのシーア派、クルド人は、いま『イスラム国』と最も積極的に戦い、最も大きな損失を被っている。シリアは、民族・宗教的な面でイラクよりも難しい。もし米国がアサド政権の転覆に成功した場合、米国はイスラエルから永遠に許してもらえないような混乱が始まるだろう。」>

軍事介入長期化を予言

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