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アサド政権転覆なら中東は混乱 露の警告 (3/4ページ)

2014.10.6 16:20

過激派「イスラム国」の主なデータ=2014年9月27日現在、※米CIA(米中央情報局)などによる

過激派「イスラム国」の主なデータ=2014年9月27日現在、※米CIA(米中央情報局)などによる【拡大】

  • 過激派「イスラム国」の活動範囲(※赤丸は主な空爆地点)=2014年9月23日現在、※米中央軍の資料などから作成
  • シリア領内にある過激派「イスラム国」をめぐる構図=2014年9月22日現在
  • アルカーイダとイスラム国の比較=2014年9月10日現在
  • 作家、元外務省主任分析官、佐藤優(まさる)氏(共同)

 「ロシアの声」は国営放送なので、政府の見解に反する内容の論評は報じない。ロシアは、米国がアサド政権を武力で解体する可能性があると本気で懸念しているのだ。そして、その結果として生じる大混乱で、イスラエルが被害を受けるという見方を示す。イスラエルとアサド政権の間には、現在よりも緊張を激化させないという暗黙の合意が存在している。アサド政権が崩壊すると、シリア全体が極度の混乱に陥る可能性も排除されない。その意味で「ロシアの声」の論評はポイントをついている。

 軍事介入長期化を予言

 さらにこの論評は、米国の軍事介入が長期化するという見方を示している。<米政府はまだ、「イスラム国」に対する地上作戦の開始計画を正式には発表していない。しかしオバマ大統領は最近、テロ組織「イスラム国」の脅威は過小評価され、イラク軍の能力は過大評価されていたことを認めた。そのため、イラクとシリアにおける作戦は、当初発表された数か月ではなく、少なくとも3年間は続く。>

「イスラーム国」の台頭

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