大型で強い台風18号は6日朝、浜松市付近へ上陸後、勢力を保ったまま首都圏を直撃し、東北沖の太平洋へ進んだ。夜には温帯低気圧に変わった。
暴風域では避難指示が5万人以上、避難勧告が8都県の約5万人に出されるなど各地で猛烈な雨や風による被害や混乱が相次いだ。
5日以降の被害は死者1人、行方不明者6人。警察庁によると、全国の重軽傷者は計49人に上った。
6日は、横浜市で土砂崩れに巻き込まれた男性2人と、神奈川県横須賀市の海岸で波にのまれた中学3年の男子生徒(15)の計3人が行方不明となった。
交通は東海道新幹線が一部区間で運転を取りやめ、JR在来線の運休や空の便の欠航など交通に影響した。東海道線由比―興津間では土砂崩れが発生し、復旧のめどが立っていない。
6日の1時間雨量は静岡市葵区で87.0ミリなど観測史上最多を記録。24時間雨量も静岡県の各地や三重県尾鷲市、山梨県南部町で400ミリ前後に達し、横浜市中区は300ミリ超となり観測史上最多だった。