≪豪雨の爪痕 民家浸水、寺押し潰す≫
台風18号が6日、上陸した静岡県。伊東市で60代女性が転倒して骨折するなど2人が重傷を負った。JR東海道線沿いで土砂崩れが発生したほか、静岡市清水区の民家などが冠水、住民らは対応に追われた。
静岡市清水区 床上浸水
「七夕豪雨以来だ」
1974年に静岡市を襲い、大きな被害をもたらした集中豪雨を経験した清水区の会社員、岡村篤さん(63)は、自宅前にたまった泥をホースで流しながら話した。午前8時ごろ、地鳴りのような豪雨とともに浸水が始まったといい、「家具を移動させようとしたが間に合わなかった」とため息をついた。
清水区の無職、栗田保子さん(65)の自宅も床上浸水し、冷蔵庫などの家具があちこちに散乱。トイレや洗面台は逆流して泥まみれになり、「何から手を付けていいのか分からない」と途方に暮れていた。