ジャズを基調にしながらも、ソウルやファンクといったエモーショナルな音楽、そして、ハウスやテクノといった現代的なサウンドを攪拌(かくはん)し、融合させるKYOTO JAZZ MASSIVEの音楽スタイルは、クロスオーバー・ミュージックと呼ばれている。時にR&Bやヒップホップ、果てはロックや民族音楽までをも取り入れ、音楽制作を通して差別や偏見のない聴覚上のユートピアを構築しようとすらしている。
過去から現在CDに
このたび、20周年を記念して2枚のコンピレーションが発売されることになった。一枚は『KJM WORKS』と題されたここ数年の作品集。他者に提供したREMIXやRE-EDITを集めた近い過去の業績を知ってもらうことが狙いだ。もう一枚は、『KJM PLAYS』なる、沖野兄弟のフェイバリット楽曲集。1年以内のヒットチューンを軸に新曲を加えた内容となっている。こちらは、僕たちの“現在”をご理解いただくのに適している。