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大荒れ相場 アベノミクス正念場 東証2カ月ぶり1万5000円割れ 円も急騰 (2/3ページ)

2014.10.15 09:50

日経平均株価の1万5000円割れを示すモニター=2014年10月14日午前、東京都港区東新橋(共同)

日経平均株価の1万5000円割れを示すモニター=2014年10月14日午前、東京都港区東新橋(共同)【拡大】

  • 日経平均株価と円レートの推移=2014年8月~10月14日
  • 東京市場(2014年10月14日)

 外為市場も大きく動いた。14日の東京外為市場は、約1カ月ぶりの円高ドル安水準となる1ドル=107円台前半で推移。日本時間14日夜の欧州の外為市場では、1ドル=106円台後半まで円が買われた。円相場は今月1日に1ドル=110円台をつけてから、わずか2週間で3円超買い戻された形だ。

 みずほ銀行の唐鎌大輔チーフマーケット・エコノミストは「国際通貨基金(IMF)が世界経済見通しを下方修正したことに加え、米国内でエボラ出血熱の感染例が確認されたことも、リスク回避の動きにつながっている」と分析する。

 「安定させる政策を」

 ジェットコースターのように変動する相場に、企業からは不満や不安が漏れる。代表的な輸出関連企業である日産自動車の川口均専務執行役員は「円安は歓迎するが、相場は安定的に推移した方が長期的な計画を立てるにはいい」と指摘。約2100社の中小企業が加盟する東京中小企業家同友会の担当者は「政府が株価を上げるために無理に円安誘導しようとするから、円相場がコロコロ動く。中小企業が安心して商売できるように、円相場を安定させるような政策を考えてもらいたい」と注文をつけた。

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