ボランティア引き受け
路上のホワイトボード上の「時間割」には物理や数学、語学のほか「世界抗争史」「民主主義社会」など民主派市民も興味をもつ幅広い科目が並んでいた。補講目的だった義教がデモ参加者向けの「市民大学」に早変わりし、授業には毎回100人以上が集まる。
街頭でのデモ隊に向けた日本語授業でティファニー先生は、足を止めてくれる日本人観光客らにも、民主派がいかに平和的に抗議しているかアピールしたい考えだ。授業を聞いていた林●(=火へんに日の下に立)華さん(33)は、「日本の方も香港の選挙やデモに関心を持ってくれますか」と日本語で話しかけてきた。
低所得層「MK族」は反発
だが、民主派を苦々しくみている香港の若者もいる。
「あいつらはデモが終われば大学に戻って、卒業すればスーツを着ていい収入があるが、オレたちにはいま商売しなきゃ家賃だって払えねえ」。九竜半島の繁華街モンコック(旺角)で王と名乗った10代後半の男性は早口でまくしたてた。