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【Q&A】リニア着工認可 磁力で10センチ浮上走行 景色は楽しめず (1/4ページ)

2014.10.20 09:20

山梨リニア実験線で、500キロを超えて走行していることを示す新型車両L0系内のモニター=2014年9月(共同)

山梨リニア実験線で、500キロを超えて走行していることを示す新型車両L0系内のモニター=2014年9月(共同)【拡大】

  • リニア中央新幹線のルート(品川-名古屋、2027年先行開業)=2014年10月19日現在

 リニア中央新幹線品川-名古屋の着工が国に認められました。

 Q リニアはどうやって走るの?

 A ガイドウエーと呼ばれる軌道の側壁に設置したコイルに電気を流してN極、S極の磁界を起こします。車両に付けた超電導磁石との間で引き合う力、反発する力を利用して車両は約10センチ浮上して進みます。東海道新幹線のぞみの3倍ほどの電力を消費するといいます。

 Q リニアは世界で走っているの?

 A 高速走行するリニアとしては中国上海で営業運転しており、これは常電導式と呼ばれ、1センチ程度浮く構造です。ドイツの技術が導入されましたが、資金難を理由にドイツ本国は営業運転を断念しています。

 Q リニア中央新幹線の駅やルートは?

 A 2027年開業予定で7都県を横断、静岡を除く各県に1駅ずつ設置されます。品川-名古屋286キロのうち86%が地下や山岳トンネルですので、景色は楽しめそうにありません。全席指定の前売り販売のため、切符売り場を設けないシンプルな駅舎になります。

時速160キロ前後でふわっと浮上

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