・復興には技術者が必要だと県民の人たちから期待されていることを知り、励みになった。(大学4年)
・原発の見学では細部に至るまでさまざまな箇所を見ることができ、自分を含め多くの学生が頭に原発とは何かをイメージでき、原子力を学ぶ意欲の向上にもつながったと思う。(大学院2年)
【編集後記】
■スイッチが入った若者は強い
震災直後に、放射線量を測定するため、仲間と福島を訪れた。津波の被害を目の当たりにして言葉を失っていた僕たちに、ある住民が強い口調で「お前らはどこの会社の者だ?」と話しかけてきた。学生で測定器を持っていると話すと、「申し訳ないが、家を測定してほしい」と頼まれた。