その上で、全人代の決定の前提となった梁振英行政長官(60)の報告は「民意を反映していない」として、「補充報告」を行うべきだと主張した。梁氏は21日午前の記者会見で、指名委は職能団体別の構成を維持する方針を強調している。(香港 田中靖人/SANKEI EXPRESS)
≪中国が賛同芸能人締め出し 収入源狙う≫
中国メディアを統括する共産党中央宣伝部が21日までに、香港で続く民主化デモを支持したとして、約20人の香港や台湾出身の歌手、俳優、映画監督らを中国本土から締め出す方針を固めたもようだ。近く国家ラジオ映画テレビ総局などを通じ、メディア関連各社に通達するという。
共産党関係者が明らかにしたところでは、対象となるのは香港の俳優、張家輝(ニック・チョン)氏(49)、黄秋生(アンソニー・ウォン)氏(53)、歌手の何韻詩(デニス・ホー)氏(37)ら。数人の台湾出身の芸能関係者もいる。デモ隊の先頭を歩いたり学生団体を支援する新曲を発表したりしたほか、インターネットで香港当局の対応を批判する声明を発表するなど、積極的に関わっていた。