波打ち際ぎりぎりをドライブすることができる「千里浜なぎさドライブウェイ」。他の海岸よりも砂の粒子が小さく適度な海水を含んで引き締まっているため、車やバスも自由に走ることができる=2014年9月3日、石川県羽咋市(田中幸美撮影)【拡大】
七尾湾で水揚げされた新鮮な魚介などがそろう「七尾フィッシャーマンズワーフ 能登食祭市場」では魚介の浜焼きに舌鼓。のと鉄道の能登中島駅(七尾市)で、旧郵政省が東京-北海道間の鉄道郵便車として使用していた車両を見学した後、終点の穴水駅(穴水町)まで、電車に乗った。
朝市、白米千枚田…
能登半島には今回のコース以外にも、1000年前の物々交換から始まり現在では200軒以上の露天が立ち並ぶ輪島朝市や、海を望む斜面に1000枚以上の小さな田んぼが幾何学模様を織りなす白米千枚田(しろよねせんまいだ、輪島市)など見どころはたくさんある。
能登への観光客の回遊には、能登空港の利用促進という狙いもある。現在年間15万人の利用があるが、北陸新幹線の開業によって県は利用者が、2割、約3万人減ると試算している。
2003年に開港した能登空港は、4年目の06年以降、東日本大震災の起きた11年を除き、離発着便の搭乗率が目標の62%を達成するなど、地方空港としては優等生。今年も目標達成の見通しだが、北陸新幹線の開業によって来年以降、利用者が減ることは避けられない。そこで、北陸新幹線でやって来た観光客を能登へ回遊させ、復路は能登空港を利用してもらうコースを編み出した。