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【拉致再調査】拉致被害者12人 改めて調査 徐大河委員長、軍階級と肩書に矛盾 (4/4ページ)

2014.11.1 08:40

日本政府代表団との協議に向かう北朝鮮・特別調査委員会の徐大河(ソ・デハ)委員長(手前)。大きな星1つの肩章が朝鮮人民軍の少将であることを示している=2014年10月28日、北朝鮮・首都平壌市(代表撮影)

日本政府代表団との協議に向かう北朝鮮・特別調査委員会の徐大河(ソ・デハ)委員長(手前)。大きな星1つの肩章が朝鮮人民軍の少将であることを示している=2014年10月28日、北朝鮮・首都平壌市(代表撮影)【拡大】

  • 【拉致再調査】北朝鮮の特別調査委員会の構成=2014年10月28日現在
  • 政府が認定する安否不明の拉致被害者(「死亡」「未入国」は北朝鮮の発表・回答)。※拉致被害者の項目は、氏名、当時の年齢、北朝鮮発表の順
  • 政府の説明を聞くの飯塚繁雄代表(右)、横田早紀江さん(右から3人目)ら拉致被害者家族会のメンバー=2014年9月19日午後、東京都千代田区の内閣府(三尾郁恵撮影)
  • 拉致被害者、増元(ますもと)るみ子さん=拉致当時(24)=の弟で、家族会事務局長の照明さん=2014年5月30日、東京都千代田区(財満朝則撮影)
  • 金正恩(キム・ジョンウン)氏と張成沢(チャン・ソンテク)氏の関係=2013年12月13日、※敬称略。写真は聯合ニュースなど
  • 5月28日、首都ストックホルムで行われた3日目の日朝外務省局長級協議を終え、記者団に囲まれる北朝鮮の宋日昊(ソン・イルホ)朝日国交正常化交渉担当大使。翌29日、北朝鮮はすべての拉致被害者の再調査を約束した=2014年、スウェーデン(ロイター)
  • 北朝鮮・首都平壌市

 元幹部の説明では、保衛部の部長は大将、副部長は上将、副部長の下の局長が中将の階級になっており、少将が保衛部の副部長であるはずはないという。西岡会長は「特別調査委員会なるものに権限はなく、形式的なものであることを意味している」と指摘し、期限を切って北朝鮮に拉致被害者に関する報告を求め、「回答がない場合は再制裁や交渉を白紙化するよう通告すべきだ」と話す。

 狭すぎる建物

 北朝鮮は今回、報道機関に調査委が入る建物内部の様子を公開した。「調査委」を示す看板や、各分科会の部屋に掲げられた看板はハングルのほか英語でも表記されており、北朝鮮が外国に向け、調査に取り組んでいることを宣伝しようとの意図がうかがえる。

 だが、建物をめぐっても疑問が浮上。調査委は北朝鮮の最高指導機関の国防委員会から「特別な権限」を付与されているはずだが、そのトップである徐委員長の部屋は20人も入れば窮屈さを感じるほどだ。

 さらに、調査の実務を行っているほかの部屋は、徐委員長の部屋よりもさらに狭いとみられるという。

 拉致問題を調べている「特定失踪者問題調査会」の荒木和博代表は今回の訪朝を「調査をやっているという北朝鮮のパフォーマンスだろう」とみて、「この交渉は打ち切って、制裁をかけ直したほうがいいのではないか」と指摘する。(SANKEI EXPRESS

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