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「あなたは日本人だ、帰国の準備を」子供世代も聴取 北の拉致再調査、地域で温度差 (1/5ページ)

2014.8.4 09:30

7月1日に北京の北朝鮮大使館で開かれた日朝政府間協議=2014年、中国・首都北京市(共同)

7月1日に北京の北朝鮮大使館で開かれた日朝政府間協議=2014年、中国・首都北京市(共同)【拡大】

  • 政府が認定する安否不明の拉致被害者(「死亡」「未入国」は北朝鮮の発表・回答)。※拉致被害者の項目は、氏名、当時の年齢、北朝鮮発表の順
  • 【拉致再調査】北朝鮮拉致調査委の主なメンバー=2014年7月3日、※日本政府に対する北朝鮮側の説明による
  • 拉致被害者、増元(ますもと)るみ子さん=拉致当時(24)=の弟で、家族会事務局長の照明さん=2014年5月30日、東京都千代田区(財満朝則撮影)
  • 北朝鮮による拉致被害再調査の報告を受けて記者団の質問に答える横田滋さん、早紀江さん夫妻=2014年5月29日夜、神奈川県川崎市(蔵賢斗撮影)
  • 金正恩(キム・ジョンウン)氏と張成沢(チャン・ソンテク)氏の関係=2013年12月13日、※敬称略。写真は聯合ニュースなど
  • 中国・首都北京市

 北朝鮮が日本との政府間合意に基づき進める拉致被害者ら「全ての日本人」に関する再調査で、自分が日本人だと知らずに育った子供世代にも帰国を前提に聴取が行われていたことが8月3日、関係者の証言で分かった。一方で、表面的な所在確認にとどまっているケースもある。北朝鮮が特別調査委員会を設置してから4日で1カ月となるが、北朝鮮が約束した「包括的かつ全面的調査」がどこまで徹底されるかは不透明だ。

 「あなたは日本人だ。今回、日本に帰国してもいいことになった。準備をするように」

 日朝関係者によると、北朝鮮北部に住む60代ぐらいの男性は最近、地方当局者から一方的にこう告げられた。男性は「普通の北朝鮮公民と信じて暮らしてきた」。当局者から「日本に家族を連れて行ってもいい」と説明されたが、日本は“異国”でしかなく、「行きたくありません」と答えたという。

対象は数万人規模

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