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変化する瞬間を書くのが小説 「鳥たち」著者 よしもとばななさん (3/4ページ)

2014.11.18 17:55

約30年の作家生活を送ってきた作家のよしもとばななさん。「自我が入っていない作品を描くのが目標だった」という=2014年11月7日、東京都千代田区(寺河内美奈撮影)

約30年の作家生活を送ってきた作家のよしもとばななさん。「自我が入っていない作品を描くのが目標だった」という=2014年11月7日、東京都千代田区(寺河内美奈撮影)【拡大】

  • あまりにも重い過去を背負ったまこと嵯峨。「行き詰まったカップルを描きたかった」と語る作家のよしもとばななさん=2014年11月7日、東京都千代田区(寺河内美奈撮影)
  • 「鳥たち」(よしもとばなな著/集英社、1300円+税、提供写真)

 ネーティブアメリカンの聖地、セドナも象徴的な場所として登場する。「きっかけは、2012年に演出家の飴屋法水さんらによる国東半島でのアートプロジェクトを訪れたこと。国東半島のような場所を舞台にしたいなと思った。歴史的にいろいろな言い伝えとかがまだ生きていて、土地の力が強い。大都市というわけではなくて、ぽつんとそのまま残っているような…。最初はシャスタという場所に行ってみたんですが、あまりにクリーンで小説にはならないなと。補足的にセドナに行ったら、おどろおどろしい感じなんですね。異様に歴史的な因縁がありそうな。場所の恐ろしさがすごく小説にとってよかったんです」

 自我が入ってないもの

 タイトルにもなっている「鳥」というモチーフ。「(漫画家の)大島弓子さんの作品によく登場するんですが、木があって、高く高く鳥が飛んでいるイメージ。そんな絵が頭の中にありました」

 まこを指導する教授や母親たちなど、70年代のヒッピー文化も作品の背景の一つだ。「私の文化のルーツですから。どこにひかれて?と聞かれても、『それが当たり前だったから』という感じ。ファッションとかも70年代文化に影響を受けていますね」

作家 よしもとばなな略歴

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