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【香港民主化デモ】「香港の未来を守りなさい」 デモ学生リーダーの日本人母、息子を鼓舞 (2/3ページ)

2014.11.21 09:20

香港のデモ隊が占拠する現場に立つ、学生団体の指導者の母である平井悦子さん=2014年11月20日、中国(河崎真澄撮影)

香港のデモ隊が占拠する現場に立つ、学生団体の指導者の母である平井悦子さん=2014年11月20日、中国(河崎真澄撮影)【拡大】

  • 香港バプテスト大学の学生会の会長を務める平井未来(みお)さん=2014年11月4日、中国・香港(共同)
  • 香港大規模デモをめぐる主な動き=2014年6月20日~2014年10月3日、中国・香港
  • 中国・香港の行政長官官邸
  • 中国・香港特別行政区

 悦子さんは97年の中国返還前と比べ、「警察など行政機関の規律が乱れ、透明度が悪くなった」と感じている。「一国二制度といいながら言論の自由が制限され始めており、中国共産党政権の波に、香港がのみ込まれる恐怖心が抑えられなくなった」とも話した。

 未来さんら学生デモ隊の街頭占拠について、「いつまで続けるべきか迷いもあるし、共産党政権がすぐに譲歩するとは思えない」と明かす。だが、「いま撤退したら何も残らない。民主化に向けて種をまいたことは事実で、未来と名付けた息子には香港の未来を守りなさい、と祈るような気持ちで話している」という。

 もどかしいのは、「香港民主派デモへの日本からの関心が徐々に薄らいでいること」だ。悦子さんは「日本人は自分たちの政府を批判しても、何を言っても逮捕されない民主社会があるのが当たり前だと思っていないだろうか。(香港の民主化要求デモを見て)守り抜かねばならないものを大事にしてほしい」と訴えた。(香港 河崎真澄/SANKEI EXPRESS

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