≪繁華街の占拠、25日以降に強制撤去≫
香港の裁判所は20日、九竜地区の繁華街モンコック(旺角)の一部の通りについて占拠禁止命令の異議申し立ての審理を行い、21日に決定を出すことを決めた。複数の地元メディアによると、強制撤去は25日以降に順次行われる見通しとなった。
撤去には激しい抵抗が予想され、香港紙によると、当局は警官約1500人で警戒に当たる計画。旺角で学生らは一部の通りと、大通りのうち数百人が座り込みを続ける約500メートルの部分の2カ所を占拠。大通りの占拠禁止命令の審理も21日に終了するとみられる。
一方、一部の若者らが?日未明、立法会(議会)で行った破壊行為に、香港政府や親中派議員だけでなく、デモを主導する学生団体からも批判が相次いでいる。(共同/SANKEI EXPRESS)