「挑戦」にうれしい評価
あとは、その悔しさをこれからの行動にどうやって生かし勝利に結びつけるかだ。
例えば、試合前の練習にどれだけ本気で汗を流したか。会場は、ニュージーランドには一つもない野球専用の本格球場だ。そんな舞台での練習時間を一瞬たりとも無駄にしないように取り組んでいたか。私の目にはそうは映らなかった。チームの強化は小さな努力の積み重ねを実らせるしかない。だからこそ、こうした点の重要性を私は説いた。
今大会には、若き日本代表「侍ジャパン」も出場していた。現地では、指揮する元阪神の平田勝男監督や元巨人の豊田清コーチらと顔を合わせた。台湾でプレーした経験のある元西武監督の渡辺久信氏も球場に足を運んでいた。2006年の第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表に選んでもらい、「世界一」になったときの監督でもある王貞治氏の姿もあった。
皆さんから、口々に「新聞で見てるよ」「ニュージーランドはどう」と声をかけてもらい、激励された。