こうした指摘も踏まえ、マクロク氏は不起訴処分決定後の記者会見で、目撃者60人から聴取、監察医や銃の専門家から話を聞いたことなどを45分かけて説明。しかし、マクロク氏は幼少時、警官だった父親を黒人に殺された過去があり、「マクロク氏は事件の担当にふさわしくない」とする住民側の反発を覆すことはできなかった。
略奪、放火29人逮捕
こうした不信感もあり、大陪審の結論が発表されるとの情報が出回った24日午後の早い段階から、市警前には住民らが続々と終結。「正義なければ平和なし」「(警察官を)刑務所に」といったプラカードを掲げ、にらみ合いを続けた。不起訴処分が発表されると、直後には黒人住民ら数百人が投石を始め、警官隊が催涙弾で応じるなど激しく衝突。銃声が響き渡る現場では警察車両が破壊され、商店では略奪や放火が発生した。ロイター通信によると市内で12以上の建物が炎上し、少なくとも29人が逮捕された。
米CNNテレビは、幹線道路が住民によって一時封鎖されたと伝えた。地元の司法・行政機関の周辺には州兵が配置されている。