「日本とは何かのフィーリングが合うのでしょう。両親が日本文化が好きだった影響もあると思うわ。最初に日本に触れたのは13歳のとき、父の書斎にあった三島由紀夫や谷崎潤一郎の小説を読んだことだったわ。いまや人生の中でフランスの次に滞在期間の長くなった、とっても大事な国よ」とほほ笑む。
異文化に触れてね
長女(21)と長男(15)がおり、ミュージシャンとして活躍しながら子育てをこなしてきたライフスタイルに憧れる女性ファンも多い。「両親のほか、周囲に助けてくれる人たちがいたので」と笑う。
ただ欧州はいまも不景気で、子供たちの世代の若者たちの将来には不安を抱く。「フランスでは大学を出ても、希望する仕事になかなか就けない人が多いの。そんな若い人たちには、くすぶっていないで外国に行くことを薦めたい。異なる文化や考え方の違う人を否定しないで、受け入れることができるようになれば『人生はそう悪くない』と気がつくはずよ。