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【野口裕之の軍事情勢】中国がプロパガンダ映画の鉄則を知る恐怖 (1/5ページ)

2015.1.5 06:00

 科学音痴の小欄は、毒を体内に持つフグがよく死なないものだと感心する。だが、自らが天に吐く唾の毒性で滅亡する国家も在る。賢者を気取っても身の程知らず、どこか間が抜けている中国。軍事史学者エドワード・ルトワック氏(72)は「漢民族に(自身が信じ込む)戦略の才はない」と言い切る。例えば、中国共産党は「他国領の盗み方」といった戦略をナチスに学ぶが、党の延命策の一つ=プロパガンダ映画の「兵器」としての使い方はナチス・ドイツ宣伝相ヨーゼフ・ゲッベルス(1897~1945年)の境地に達していない。ゲッベルスにとり、プロパガンダ映画製作の要諦は「映画で政治を語るな」であった。芸術性やエンターテインメント性が高くなければ、大衆を痺れさせ完全には操れないのだ。映画同様、中国は軍事・経済・文化など、あらゆる分野で政治的かつ露骨、直裁的/高圧的言動を示し、いらぬ敵を生む。ルトワック氏は、中国が競争や紛争に勝つため傲慢な言動を続ければ、相手・他国の反動を呼び起こし、結局は自らを滅ぼす《勝利による敗北》論を予言する。実現が待ち遠しい。

 要諦は「政治を語るな」

 テロ予告により米国上映が一時危ぶまれた北朝鮮指導者暗殺を描いたコメディー映画《ザ・インタビュー》をめぐる反応も、異形の大国だという自覚・反省がない、ズレまくるピントが鼻に付いた。揶揄したつもりだろうが、中国共産党系の国際情報紙・環球時報(2014年12月25日付)の論評は支那滅裂、いや支離滅裂であった。

安保理以外どこで「政治」化できるのか

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