ポートランドで開催された「世界ひげ選手権」に出場するため、カリフォルニア州南部のサンディエゴからやってきたジェミー・ルイスさん。酒造店に勤めており、ブルワリーをはしごしていた=2014年10月23日、米オレゴン州(緑川真実さん撮影)【拡大】
アンさんは米東部ニュージャージー出身でポートランドに憧れて移住してきた。ビールバーで働きながら資金をため、コミュニティー・カレッジで経営学を勉強して起業した。「リベラルな街で、助けてくれる人も多くて、何とかなっているわ」とほほ笑んだ。
≪仕事とライフスタイル謳歌≫
ブルワリーにワイナリー、レストラン。オレゴン州では自然豊かな環境の中で、「地産地消」を大切にしながら仕事とライフスタイルをともに謳歌(おうか)している人たちが多い。
コロンビア川を見下ろす丘の上にある小さな町フッドリバーのレストラン「セライロ(Celilo)」は、地元産オーガニック食材だけを使うメニューを提供する。
「トマトの収穫が終わる秋にはスクワッシュ(カボチャの一種)を使う。今ある食材からメニューを考え出す。ピクルスなど保存食材も使うよ」とオーナーでシェフのベン・スタンさん(44)。アメリカ料理でありながらイタリアンやフレンチ、さらに日本料理のテイストも盛り込む。