ポートランドで開催された「世界ひげ選手権」に出場するため、カリフォルニア州南部のサンディエゴからやってきたジェミー・ルイスさん。酒造店に勤めており、ブルワリーをはしごしていた=2014年10月23日、米オレゴン州(緑川真実さん撮影)【拡大】
「アメリカの歴史は200年しかない。歴史のある国から学んで、いいところは取り入れるべきだと思っている」
昼食に出してもらったサンドイッチは、米国の都会でよくお目にかかる大味なサンドイッチとは全く違う、繊細なおいしさを持っていた。
ベンさんはニューヨークの大学を卒業後、料理人を志してフランスで修業。20年ほど前に旅行で訪れたフッドリバーを気に入り、そのまま住みついて店を開いた。「ニューヨークはストレスがいっぱい。この街で妻に出会い、結婚して子供もできた。仕事とのバランスが取れた今の生活が気に入っているよ」
「Celilo」とはコロンビア峡谷にある滝の名前でネーティブアメリカンの言葉。川からサーモンを獲って自給自足をしていた彼らに敬意を払った店名だという。
オレゴン州は、カリフォルニア州に匹敵するワインの産地でもある。代表的な品種は赤ワインの醸造に適したブドウ、ピノ・ノワールだ。コロンビア峡谷付近にはワイナリーが点在しており、その多くがテイスティングのできるバーやレストランを併設している。