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【アラスカの大地から】同じオーロラには出合えない (1/3ページ)

2015.1.9 10:05

マッキンリー山上空を舞うオーロラ。同じものは二度と見ることができない=2014年2月19日、米アラスカ州(松本紀生さん撮影)

マッキンリー山上空を舞うオーロラ。同じものは二度と見ることができない=2014年2月19日、米アラスカ州(松本紀生さん撮影)【拡大】

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  • 米アラスカ州

 初めてアラスカを訪れた晩、生まれて初めてオーロラを見た。そのときのことはもちろんよく覚えている。その後20年にわたって撮り続けることになるオーロラとの出合いについて、少し書いてみたい。

 アラスカを撮る写真家になると決断し、日本の大学を中退して間もない頃だった。アラスカ大学に入るためにTOEFLという英語の試験を日本で受けた。最初の試験では大幅に点数が足りず、2度目で7点だけ規定を下回るスコアを得られた。両方の点数を添えて入学申し込みをしたところ、不合格の通知が送られてきた。

 わずか7点で思い焦がれた地への扉を閉ざされてしまう-。そのことに納得のいかなかった僕は、大学へ乗り込んで直談判をすることを決意した。思い返すと乱暴な思考であるが、あの頃の気持ちの勢いは誰にも止められなかっただろう。

 とはいえ初めてのアラスカ。しかも無謀な交渉に挑もうというのである。自らをさらに奮い立たせるため真っ赤なセーターを購入したことを覚えている。

頭上覆い尽くす「火の鳥」 圧倒、ただ圧倒

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