人気コーヒー店「スタンプタウン」の地下で、色や香りを確認しながらコーヒー豆を焙煎するジェシー・ヒューウェイさん。アムステルダムで購入したという1942年製の焙煎機は、薄暗い空間に溶け込んでいた=2014年10月20日、米ワシントン州シアトル(緑川真実さん撮影)【拡大】
そのなかで一番人気が、日系のエイコ・ヴォイコビッチさんが経営する農場から直送する、産みたての卵や鶏肉だ。飼料にこだわり、うまみが濃い。水産加工会社で働いていたエイコさんは17年前、農場経営に転身。「夫が病気で倒れたのがきっかけ。娘にもいいものを食べさせたかった」と話す。
グラノーラを売っていたのがミーガン・ゴードンさん(31)。元はカリフォルニア州の高校の英語教師で、結婚を機に夫の故郷シアトルに移住した。祖母が始めたフードビジネスを大きくしたいとレシピ本も出版したり、夫が包装デザインを担当するなど、一族で事業を支えている。「懐かしくて体にいいものを売りたい」と作る3種類のグラノーラは、どれも素朴な甘さだった。(文:藤沢志穂子/撮影:フリーカメラマン 緑川真実(まなみ)/SANKEI EXPRESS)