琳派(りんぱ)400年イベントのオープニングで華麗なダンスを披露するマイケルダンスパフォーマーのMASAKIさん。壁画絵師の木村英輝さんの描いたジャガーの屏風絵をバックに、木村さんのコイの絵をモチーフにしたジャケットで登場した=2015年1月12日、京都市上京区の京都府立文化芸術会館(田中幸美撮影)【拡大】
またコシノさんは「町人の遊びの文化から面白がってデザインが始まった。あの時代からデザインが続いているということは、デザイン文化として世界一だと思う」と指摘。
さらに自身の衣装も着物を着る大変さから解放されたくて合理的に考えたTシャツドレス。「意識しなくても、結果的に琳派につながった。日本の美意識の中にいつの間にやら紛れ込んで琳派のデザインができてくるのでは」と話していた。
また、モデルが手にしていた金と銀のうちわは、京都伝統工芸大学校と京都美術工芸大の学生が協力して制作した。(田中幸美(さちみ)、写真も/SANKEI EXPRESS)
■琳派(りんぱ) 桃山時代後期に興った芸術上の流派。書家で陶芸家の本阿弥光悦と絵師の俵屋宗達が創始者とされ、尾形光琳・乾山兄弟によって発展、酒井抱一、鈴木其一によって江戸でも花開いた。派を名乗りながらも家系や師弟関係ではなく、時間も場所もかけ離れた芸術家の私淑によって継承されたのが特徴。背景に金銀箔を使い、パターン化した形を繰り返すなど、デザイン性や装飾性に富んだ画風を生みだし、印象派の画家にも影響を与えた。